私たちが知らない新種の動物はあとどれくらいいるの?新たな研究がそれを予測する

その他哺乳類

現在でも、日々、新しい動物の発見が報告されていることから、この地球上に我々が認知していない新種の動物がいることは間違いありません。

しかし、それがどの程度残されているのかは誰にもわかりません。最近発表された新たな研究は、それがどの程度残っているのかの予想に取り組んでいます。


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数百種の哺乳類の新種が隠れている可能性

オハイオ州立大学を中心とする最近の研究によると、少なくとも数百種の未確認哺乳類が世界各地に潜んでいることがわかりました。そのほとんどは、コウモリ、げっ歯類、トガリネズミ、モグラなど、既知の種によく似た小さな体の生物であると考えられています。

オハイオ州立大学の進化・生態・生物学教授である研究共著者のブライアン・カーステンス氏は、「人間サイズの動物を見ているときよりも、体重10グラムの小さな動物を見ているときは、外見の小さな、微妙な違いに気付きにくいものです」と語ります。「遺伝子解析をしない限り、異なる種であることを見分けることはできません」

カーステンス教授と彼のチームは、スーパーコンピューターと機械学習技術を使って、4,310種の哺乳類から公開されている数百万の遺伝子配列と、動物の生息場所や生活史などの膨大なデータを一緒に分析しました。この手法により、新種が存在する可能性の高い哺乳類の分類群を確実に特定できる予測モデルを構築することができました。

この分析から、控えめに見積もっても、まだ同定されていない哺乳類は世界に数百種あり、その多くはコウモリやげっ歯類などの小動物科に属すると推定されました。また、このモデルは、これらの隠れた種が、気温や降水量の変動が大きく、地理的に広い範囲に生息していることを予測しています。

それらの多くは、(ほとんどの哺乳類種が生息する)熱帯雨林に生息している可能性が高いですが、科学者たちは、まだ確認されていない哺乳類が米国にも生息している可能性があると主張しています。例えば、カーステンス教授らは以前の研究で、北米の大部分に生息するトビイロホオヒゲコウモリが、実際には5つの異なる種であることを明らかにしています。

トビイロホオヒゲコウモリ

研究者たちによると、新種の発見は自然保護活動にとって極めて重要だといいます。「その知識は保護活動をしている人々にとって重要です。その種が存在することを知らなければ、保護することはできません。私たちが何かの新種に名前を付けることが、法的にも他の意味でも重要になります」とカーステンス教授は説明します。

今回の研究結果から、研究者らは世界の哺乳類の約80%がすでに特定されていると推定しています。「衝撃的なのは、甲虫類やアリなどの昆虫に比べて、哺乳類は非常によく認知されているということです。哺乳類は他の多くの動物に比べ、体が大きく、人間に近い傾向があり、私たちにとってより興味深い存在だからです」とカーステンス教授は結論づけました。

この研究は、『Proceedings of the National Academy of Sciences』誌に掲載されています。

via: Hundreds of new mammal species may be hidden in plain sight • Earth.com

有意義な研究だとは思うんじゃが、残された新種の数がわかってしまうというのは、なんだかロマンが薄まっていくような気もするのぉ

コメント

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