大きさだけじゃない!ヤシガニの魅力的な16の事実

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ヤシガニ(学名:Birgus latro)は大型の陸棲甲殻類です。熱帯域を好み、日本では沖縄のいくつかの島に生息しています。

大きさばかりが注目されがちな生き物ですが、ヤシガニの魅力はそれだけではありません。この生物に関する伝説も含め、ヤシガニの魅力的な事実をご紹介します。


ゴミ箱にしがみつく巨大なヤシガニ
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1. ヤシガニは陸上最大の甲殻類

世界最大の甲殻類はタカアシガニですが、タカアシガニはあくまで海洋生物なので、陸上で見られる最大のカニはヤシガニとなります。

ヤシガニの大きさは、体重が平均2.2kg以上(中には4kgに達するものも)、脚を広げると1メートル以上にもなります。

2. 甲羅の色は赤や青

ヤシガニの色は、鮮やかな赤からターコイズブルーまで様々ですが、色の決定に何が影響しているのか、科学者にもまだよく分かっていません。多くの場合、その色はヤシガニの茶色い体の一部にアクセントとして見られるだけですが、中にはもっと全体が明るい色のものもいます。

研究により、色は性別やサイズに関係なく、また挟む力の強さにも関係ないことが分かっています。さらに、甲羅の色は個体の行動特性や環境要因を反映するものでもないようです。この現象をよりよく理解するためには、さらなる研究が必要ですが、一つの説として、同系交配や性淘汰などが挙げられます。

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3. ヤシの実を食べる

当然のことながら、ヤシガニの食事の大部分はヤシの実です。脚が内側に曲がっており、包み込むように木に張り付くことができます。このため、ヤシガニはヤシの木に登り、強力な爪でヤシの実を割って食べることができるのです。

しかし、ヤシガニはネズミや渡り鳥などの動物、さらにはヤシガニ同士を捕食することも観察されています。地球最大のサンゴ環礁であるチャゴス諸島では、ヤシガニが夜中にアカアシカツオドリの成鳥に忍び寄り、直接捕食する様子が目撃されています。

4. ヤドカリの一種

ヤシガニは、生物分類上、ヤシガニ属を構成する唯一の種ですが、他の陸棲のヤドカリと近縁であり、特徴も共通しています。ヤシガニは生まれたときは殻が薄く、柔らかいので、他のヤドカリのように、殻が丈夫になるまで空の貝殻を背負います。

しかし、大きさ的に体に合う貝殻が見つからなくこともあり、ヤシガニはすぐに貝殻を脱ぎ捨て、丈夫な外骨格で身を守るようになります。

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5. ヤシガニは嗅覚が鋭い

ヤシガニは狩りのほとんどを夜間に行うため、嗅覚はヤシガニの生存に不可欠です。暗闇で餌を探すとき、果物や木の実、小動物の匂いを頼りに、ヤシガニは獲物に近づいていきます。

ヤシガニは陸上で生活しているにもかかわらず、視覚や触覚は海の甲殻類とほぼ同程度です。

6. ヤシガニは「泥棒ガニ」という名前でも呼ばれている

ヤシガニは、英語で”Robber Crabs”(泥棒ガニ)とも呼ばれています。

1906年、イギリスの博物学者ヘンリー・N・リドリーは、ヤシガニが自分のテントから鍋やボトル、ブーツなどを盗んでいったと書いています。1976年には、ヤシガニがウィスキーの瓶を後ろに抱えているのに気づいた研究者もいます。専門家は、ヤシガニがこのような特定の品物を盗む理由は、ヤシガニの鋭い嗅覚器官と関係があると考えています。

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7. 甲殻類の中で最も強い握力を持つ

ヤシの実を割るのは、ヤシガニでなければ大変な労力を要します。彼らの爪は、27kgもの重いものを持ち上げられるほど強く、握力は人間の約10倍もあります。

4kgのヤシガニは、3,300ニュートンの破砕力を持ち、150ニュートンの爪の強さしか持たないロブスターなどの他の甲殻類と比べ、かなりの強さです。これは人間やロブスターの握力だけでなく、ほとんどの陸上捕食者の咬合力(噛む力)を超えています。

8. ヤシガニはダーウィンによって初めて記述された

この驚くべき生物を最初に記述したのは、伝説的な生物学者であるチャールズ・ダーウィンだと専門家は考えています。

彼はインド洋を航海中のビーグル号でヤシガニに遭遇しました。「怪物のような大きさ」と表現し、大きなカニが殻で覆われた硬いヤシの実を簡単に割ってしまうことに驚嘆して、ヤシガニについて書いたのです。

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9. 単独で生活することを好む

ヤシガニは主に夜行性で、岩の隙間や自分で掘った砂の穴の中で単独で生活することを好みます。

熱帯気候の中で生息しているため、緩い土や砂の中に体を埋めることで湿度を保つことができます。大人のヤシガニがこの隠れ家を出るのは、餌を探すときと交尾のときだけです。

10. ヤシガニは現地では食用にされている

ヤシガニは夜行性で、危険な爪を持っているため、捕まえるのは簡単ではないですが、ヤシガニが生息するさまざまな島で、ヤシガニは殺され、珍味として食されています。

巨大なヤシガニは多くの肉を提供するため、地元では食用や販売用にヤシガニの捕獲を続けています。しかし、残念ながら持続不可能な狩猟は、特定の地域でヤシガニの生息数に悪影響を及ぼします。

また、ヤシガニの肉自体に毒はありませんが、食性が原因で毒を持つようになったケースがいくつか報告されています。例えば、オオミフクラハギ(極めて強い毒を含む海岸の木)を食べることで、ヤシガニを人間が食べると中毒になることがあります。

11. 危険な生物である

ヤシガニは、動物界で最も強力な爪を持っているため、危険です。とはいえ、一般にヤシガニは人間を怖がり、むしろ距離を置こうとします。

人を襲うことはめったにありませんが、他のカニと同様、脅威を感じると攻撃的な行動をとることがあります。

12. 彼らの最大の捕食者は人間である

熱帯の島のヤシガニの生息地は孤立していることが多いため、捕食者はあまりいません。ヤシガニが直面する最大の脅威は、人間による乱獲と、海面上昇による生息地の消失です。

太平洋の島々では狩猟の規制があり、特定の地域で捕獲できるヤシガニの数に制限を設けている政府もあります。

13. 赤ちゃんは海で生まれるが、大人のヤシガニは溺れることがある

ヤシガニの赤ちゃんは、生まれてから長い道のりを歩むことになります。

メスのヤシガニは海に卵を放ち、孵化した幼生は4~6週間、浮遊する流木やヤシの実の殻に頼って安全な生活を送ります。その後、海底に沈み、外敵から身を守るための貝殻を見つけ、海岸に向かって移動を始めます。赤ちゃんはさらに4週間かけて潮流に乗り、陸に上がれるほど大きく成長します。

ヤシガニは成体になると泳げなくなり、再び海に入ってしまうと溺れてしまいます。

14. ヤシガニは60年生きられる

ヤシガニは5歳くらいで性的に成熟しますが、それ以降の成長は極めて遅いです。メスの出産は年に一度だけで、子どもは若くて弱い間は外敵から多くの危険にさらされます。

ヤシガニは40〜60年と比較的長生きですが、成長速度が遅いため、若い間に食べられてしまうことも多いです。

15. 個体数が減少している

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、ヤシガニは絶滅危惧種に指定されています。同機関は正確な個体数を絞り込めていませんが、過去60年間で少なくとも30%減少している証拠があり、この傾向は少なくともあと20年は続くと予想されています。

ヤシガニの個体数が最も多いのは、人間の人口が少ないか、まったく存在しない場所です。

IUCNはヤシガニの脅威に、主に人為的なもの(乱獲、取引、車に轢かれる、など)と、外来種によるものを挙げています。外来種のカイガラムシはヤシガニの生息地を破壊し、外来種のネズミは幼いヤシガニを食べることがあります。

16. アメリア・イアハートの遺体が発見されなかった理由はヤシガニかもしれない

アメリア・イアハートは、女性として初めて大西洋単独横断飛行を成功させたことで、とても有名になりました。しかし、1937年に赤道上世界一周飛行に挑戦すると、南太平洋上で行方不明になります。

その後、アメリカ海軍、大日本帝国海軍により大規模な捜索が行われましたが、機体や遺体が発見されなかったことから、ひとつのミステリーとして取り上げられるようになりました。

この失踪に関する多くの説の一つが、イアハートが中部太平洋に浮かぶキリバス共和国の島に不時着したというものです。

国際歴史的航空機回収グループは、この不時着したとされる島は、ヤシガニが多く生息しているニクマロロ島と考えており、イアハートがこの島に不時着したのち死亡すると、巨大なヤシガニたちに引きずられて遺体は発見されなかったという仮説を立てています。同団体は、何度かこの仮説の検証を試みています。

via: 17 Captivating Coconut Crab Facts (treehugger.com)
reference: Coconut crab – Wikipediaアメリア・イアハート – Wikipediaヤシガニ – Wikipedia

大人になると泳げないヤシガニじゃが、幼体が海を彷徨うことで太平洋の島々に広がっていったらしいぞぃ

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