体の大きさに負けないほど大きな心を持つゾウについての興味深い13の事実

ゾウ

ゾウは現存する最大の陸上動物であると同時に、高い知性と他者を思いやる感性を持っています。

多くの人を魅了するこの動物について、学ぶべきことはまだたくさんあります。

これからご紹介する興味深い事実を通じて、ゾウについてもっと知っていきましょう。


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ゾウについての基本事項

現在、地球上にはアフリカゾウとアジアゾウ、そしてマルミミゾウの三種が存在します。マルミミゾウはアフリカゾウの亜種とされていましたが、近年のDNA分析による研究によって、独立した種とする説が有力になっています。

マルミミゾウ。アフリカの熱帯雨林に生息し、3種の中で最も小型のゾウ

アフリカゾウはサハラ以南の密林や乾燥したサバンナに、アジアゾウはインド、スリランカ、東南アジアの森林に生息しています。

アフリカゾウは体高が3~4メートル、体重は最大で10トンにもなります。アジアゾウは少し小さく、体高が2.5~3.2メートル、体重は5~6トン程度です。

寿命はアフリカゾウ、アジアゾウともに60~70年程度と言われています。

1. ゾウは忘れない

ゾウが高い記憶力を持っていることは有名です。陸上の哺乳類の中で最も大きな脳を持つゾウは、遠くの食料源や水源までの道筋、いざというときの代替地まで記憶することができます。さらに、果物が熟す時期に合わせて到着するよう、スケジュールを調整することまでできます。

こうした知識は家長を通じて代々引き継がれていき、ゾウの生存に大きく役立っています。

また、出会ったゾウや人間のことを何年経っても思い出すことができるそうです。

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2. 人間の声を聞き分けることができる

ゾウは人間の言語も良く理解しています。

ケニアのアンボセリ国立公園で研究者が行った実験では、ゾウを狩猟しているグループと、していないグループの声を再生してゾウに聞かせました。狩猟しているグループの声を聞いたゾウは、集団で密集したり、空気の匂いを嗅いで調べたりと防衛的な行動をとることが多くなったそうです。さらに、女性や子供の声にはあまり反応せず、大人の男性の声に対して最も反応を示すこともわかりました。

ゾウの言語能力は理解するだけではありません。あるアジアゾウは、韓国語の言葉を真似ることができるようになったそうです。研究者によると、このゾウは成長する過程で主に人間と接触していたため、社会的な繋がりを深めるために言葉を真似ることを学んだと推測しています。

3. 足の裏で聞くことができる

大きな耳を持つゾウは優れた聴覚を持っていますが、実は足の裏も非常に敏感です。数十キロも離れたゾウの低い声や足踏みを、足の裏を通じて聞き取ることができます。

興奮したゾウが足踏みをするとき、それは近くにいるゾウだけでなく、何キロも離れた他のゾウに対しても警告をしている可能性があります。有名なところでは、スマトラ沖地震の際、津波を感じ取ったゾウは山へ避難し、被害が出なかったという逸話があります。

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4. ゾウは泳ぎが得意

ゾウが水遊びをするのは、皆さん見たことがあると思います。しかし、あの巨体でありながら泳ぐことも得意だと知ったら驚かれるかもしれません。

ゾウは水に入って浮くことができ、力強い脚を使って漕いで泳ぎます。水深が深いところでは、鼻をシュノーケルのように使って呼吸することもできます。エサを求めて移動を繰り返すゾウにとっては、川や湖を泳いで渡ることは必要な技術なのです。

5. 困っている仲間をサポートする

ゾウは社会的で知的な生き物であり、私たち人間が認識している「思いやり」や「優しさ」という感性を持ち合わせ、利他的な行動をとることがあります。

ゾウは仲間が苦境に陥ると、そのゾウに触れたり声をかけることで慰めようとします。また、赤ちゃんゾウが泥の中に足を取られれば脱出を助け、病気や怪我で立ち上がれないゾウがいれば、鼻を使って立ち上がらせようとします。

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6. ゾウはPTSDになることがある

先述のとおり、ゾウは記憶力が優れ、繊細で家族との絆が強い動物です。そのため、家族が密猟者に殺されるのを目撃するなどの悲劇を経験したゾウは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を示すことがあります。

ゾウは悲しい記憶も忘れることができないため、悲劇から数十年後にPTSDを発症することもあるそうです。

7. ゾウは年長者を必要とする

ゾウが生きていくために必要な情報は、すべて年長者から受け継がれていきます。若いゾウにとって、年配の家族、特に家長と一緒に過ごすことは、大人になってから必要なことを学ぶために非常に重要です。家長は代々様々な知識を受け継いでおり、危険にどう対処するか、食料や水はどこにあるかなど、必要な情報を若いゾウに教えてくれるのです。

アフリカゾウが厳格な母系社会であるのに対し、アジアゾウにはアフリカゾウほど上下関係がなく、年齢や性別による優劣もほとんどないことが研究で明らかになっています。アフリカは環境が厳しいため、年長者の知恵が重宝され、捕食者が少なく資源が豊富なアジアでは強いリーダーシップはそれほど必要ないのかもしれません。

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8. ゾウの鼻は万能

4万以上の筋肉で形成されたゾウの鼻は、パワフルで非常に繊細です。ゾウはこの鼻を使って、匂いを嗅いだり、食事をしたり、水中で呼吸をしたり、体を洗ったり、身を守ったりしています。

アフリカゾウは2本、アジアゾウは1本、鼻の先に指のようなものがあり、これを使って小さなものをつまみ上げることができます。赤ちゃんゾウは、人間の赤ちゃんが親指をしゃぶるように鼻をしゃぶることがあり、こうした行動でより効果的な鼻の使い方を学んでいるようです。

また、ゾウは優れた嗅覚を持っています。2019年の研究では、アジアゾウは匂いだけで、2つの密閉されたバケツのどちらに餌が多く入っているかを判断することができました。別の研究では、アフリカゾウは匂いだけで様々な植物を区別し、好きなものを選んでいることもわかりました。

9. ケープハイラックスという大きなネズミのような動物と深い繋がり

ケープハイラックスは、アフリカや中東に生息する体長40-50cm程度の草食動物です。意外にもあの大きなゾウとこのハイラックスは近縁種なのです。ゾウの近縁種には他にマナティーやジュゴンなどがいます。

ケープハイラックス

外見はあまり似ていませんが、ハイラックスとゾウには共通するいくつかの身体的特徴があります。哺乳類の多くは犬歯から牙が生えますが、ハイラックスやゾウは門歯から牙が生えており、指先には平らな爪があって、生殖器官も似ています。

ゾウ、ケープハイラックス、マナティーの共通の祖先は、5000万年以上前に絶滅したテティテリアという動物です。5,000万年の時を経て、この3つの動物が全く異なる進化を遂げるのはとても面白いですよね。

10. ゾウは死者を敬う

ゾウの感受性の豊かさはこれまでも述べたところですが、その中でも死者への関心は特筆すべきものがあります。たとえ無関係の動物であっても、ゾウは亡くなった動物に興味を示し、調べたり、触ったり、匂いをかいだりすることがあります。

研究者は、ゾウが死亡した動物のもとを何度も訪れ、起き上がるのを助けようとしたり、仲間に助けを求めたりするのを目撃しています。

11. 泥を日焼け止めとして使用する

ゾウが泥遊びを好むのにはそれなりの理由があります。ゾウの皮膚は丈夫そうに見えますが、実は日焼けしやすい敏感な肌なのです。そのため、ゾウは日焼けを防ぐために泥のパックをしています。また、幼い子ゾウには大人が泥を浴びせてあげることがあります。

12. 算数だって学べばできます

訓練したアジアゾウは、簡単な算数ならできるようになります。

日本の研究者は3頭のアジアゾウに、コンピューターのタッチスクリーンパネルを使えるよう訓練しました。3頭のうち1頭は、異なる数の果物の絵が提示されると、より多くの果物を表示するパネルを選ぶことができるようになりました。

ただし、この能力を持つのはアジアゾウだけです。アフリカゾウとアジアゾウは760万年前に分かれたことで、認知能力に違いが生じているのではないかと研究者は推測しています。平均EQ(体重に占める脳の割合を示す指数)はアジアゾウが2.14、アフリカゾウが1.67という調査もあります。

13. ゾウは危険に晒されている

すべてのゾウが危機に晒されています。国際自然保護連合が作成するレッドリストでは、3種のゾウすべてが絶滅危惧種に指定されています。

ゾウに対する主な脅威は、生息地の減少と断片化、そして人間です。人間とゾウの生息地が近い場所では、農作物を荒らすゾウは害獣であり、報復的にゾウが殺されることがあります。特にアジアゾウは、地球上で最も人口密度の高い地域に生息しているため、拡大する人口と共存することができていません。

そこで、人里や農地にゾウを近づけないようにし、両者の摩擦を減らす画期的な取り組みが行われています。スリランカの「オレンジ・エレファント・プロジェクト」は、農家が自宅や庭にゾウが嫌う柑橘類のオレンジの木を植えることで、ゾウが近寄らないようし、農家は収穫した作物で利益を得るというものです。

また、1989年に象牙の売買が禁止されたにもかかわらず、象牙、肉、毛皮を目的とした違法・合法な狩猟や密猟は続いており、ゾウの生息数に大きな影響を与えています。牙を持つオスが殺されることで、集団に対するオスが不足し、遺伝子の多様性を欠くことにもつながっています。

reference: 13 Fascinating Facts About Elephants (treehugger.com)Elephant – WikipediaAfrican forest elephant – Wikipediaケープハイラックス – WikipediaTethytheria – Wikipedia

脳の大きな動物は、他者との繋がりを大事にするようになる気がするのぉ

生き残るために協力することが大事じゃと気が付くのじゃろうか

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