嵐の後に拾われたスズメの赤ちゃんは、今では立派なトイレットペーパー泥棒になりました(動画)

動物のいい話

ジュリーさんとジョンさん夫妻がこの小鳥と出会ったのは、嵐が通過した直後でした。アヤメの茂みの中で、まだ羽も生えていないスズメの赤ちゃんがたった一人でいるところを見つけたのです。


二人はこの子の母親や巣を見つけようと、茂みの中や周辺を探しましたが見つかりません。そうなると、二人にはある決断が迫られますが…、その答えを決めることはこれ以上ないほど簡単なことでした。

鳥の世話をした経験がない彼らは、鳥のリハビリ業者に連絡を取ることにしたのです。

「私たちは初めて親になったようなものです」とジュリーさんは言います。

鳥を元気に育てようと決意した二人は、新たに家族に加わった鳥に正式な名前をつけることにしました。そして、この鳥を見つけた場所にちなんで、アイリス(英語でアヤメの意味)と名付けました。

「日ごとに、彼女が強く、幸せになっていくのがわかりました」とジョンさんは言います。「アイリスは、私たちに語りかけてくるのです」

初めて見たときにジュリーさんが”ピンクの塊”と呼んでいたアイリスが、成長して健康な鳥になっていく姿を見るのは奇跡的なことでした。このような特別な時間があったからこそ、彼女を野生に帰すことを決断するのは二人にとって難しいことでした。

しかし、ジュリーさんとジョンさんが驚いたのは、この特別な時間がアイリス自身にとっても帰ることを難しくしていたことです。何度、外に連れ出してもまた戻ってくるのです。

「ある晩は帰ってこず、翌日にはまるでハリケーンの中を歩いてきたようでした」とジョンさんは言います。

ジュリーさんは、「だから私たちは、この子の面倒をずっと見て、可能な限り最高の人生を送らせてあげようと思ったんです」と付け加えます。

この素敵な夫妻は、鳥を飼うことになるとは思ってもみなかったかもしれませんが、実際に飼ってみるとこの生活をとても気に入っているようです。彼らのTikTokには、”Saving Iris“と名付けられた彼らの冒険の一部が掲載されています。

「アイリスは自分のしたいようにします。彼女は気性が荒いのです。彼女は巣の材料を探すのが好きなので、盗めるものは何でも盗みます。バスルームに行って、トイレットペーパーを広げて、それを千切って巣に持ち帰るんですよ」

アイリスが引き起こす混乱にもかかわらず、彼らの生活に与えたポジティブな影響はどんな苦労をも遥かに凌駕しています。

「アイリスは私たちの生活を大きく変えました。私たちはアイリスを子供のように可愛がっています。突然、私たちの巣がまたいっぱいになったのです」とジュリーは言います。「彼女は私たちにたくさんの喜びを与えてくれています」

reference: Abandoned Baby Sparrow Adopts Her Rescuers And Now They’re 1 Happy Family. (inspiremore.com)

YouTubeのコメント抜粋

  • 自由とは必ずしも野生で生きることではありません。この夫婦と一緒にいることが彼女の自由であり、彼らがそれを尊重したことがうれしいです
  • なんて可愛い子なんでしょう。この子は自分の命を救ってくれた新しい両親に感謝しているのでしょう💛
  • こんなにも心優しい人たちがいるんですね。彼らは素晴らしい人々です。ラッキーアイリスとラッキーカップル💛
  • 彼らが彼女の意思を尊重し、一緒にいてくれたことを嬉しく思います。すべての子供が巣立つ必要があるわけではないのです
  • ピンクの塊から、美しい元気な小鳥になりました。アイリス頑張れ🐦
  • 夫婦で子育てを楽しむというのは、とても素敵なことだと思いませんか?鳥が羽を広げるのを手伝いながら、自分たちの心も同じような感覚を味わえるなんて。私にとって鳥は、さえずりとともに地球上で最も心を高揚させてくれる生き物です
  • ジュリーとジョンがこの生まれたてのスズメを助けたことが大好きです。 そして、アイリスはそのお返しに、決して手に入れることのできない人生を与えてくれたのです!

ピンクの塊とは…、無事育ってよかったのぉ

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