カナダの住宅街を散歩していた10歳の少女とヨークシャテリアのメイシー。突如、後ろから追いかけてきたコヨーテが二人を襲います。悲鳴を上げて少女が逃げる中、メイシーは自分の倍ほどはあるコヨーテに立ち向かいました。

コヨーテは北米に生息するオオカミと近縁の野犬です。大きさは中型犬ほどですが獰猛で、人間の住む地域にもしばしば現れ、人を襲うこともあります。

セキュリティカメラの映像には、10歳のリリー・クワンが助けを求めながらメイシーをリードで引っ張っている間、コヨーテが彼女らを追いかけ、襲いかかる映像が映し出されています。
リリーは最近、コヨーテが近所で子供たちを追いかけているという警告を目にしていました。
「次に何が起こるのだろうと思いました。私は歩道を走り、助けを求めて叫びました。コヨーテが私の犬を襲おうとしているのを見て、私は近くの家の呼び鈴を鳴らし、ドアをノックしようとしました」

しかし、リリーはメイシーが自分についてこないので、リードを離さなければならなかったと言います。体重3kgほどしかないヨークショアテリアのメイシーは、コヨーテに立ち向かい、リリーを守っていたのです。
「彼女はとても勇敢な犬なんです。私は彼女のことを愛しています。この小さな犬が、巨大なコヨーテから私を守ってくれていたんです」

コヨーテに襲われたメイシーは複数の傷を受けて動物病院に入院し、手術を受けることになります。
リリーの母親はそのとき外出していましたが、後でビデオを見たそうです。
「メイシーは家族のためなら何でもするので、実は彼女があんなことをしても驚いていません」とドロシー・クワンさんは言います。
「私はコヨーテが日中に現れるなんて想像していませんでした。コヨーテは人間が叫んでも動じることなく、娘たちを追いかけ続けました」
それでも、メイシーが生き延び、リリーを守ってくれたことを幸運に思っているそうです。
「彼女は私たちの小さなヒーローです」

しかし、メイシーの手術は成功したものの、高額な医療費の問題に直面します。カナダの無料医療制度はペットには適用されません。そのため、母親のドロシーは医療費の支払いのためのクラウドファウンディングを立ち上げました。$10,000の目標金額に対し、2022年5月時点で$38,360が集まっています。
さらにコヨーテに立ち向かったメイシーのために、支援者から対コヨーテ用の保護ベストが贈られました。メイシーはそれを誇らしげに着ているそうです。

reference: Tiny Yorkie Defends 10-Yr-Old Sister When Vicious Coyote Attacks In Broad Daylight. (inspiremore.com)、Video shows brave Yorkie protecting 10-year-old girl from coyote attack (clickorlando.com)

すごい勇気じゃな
彼女が無事でよかった
コメント
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