元々同種だったホッキョクグマとヒグマの分岐の歴史は複雑に絡み合っている

クマ

アメリカ・バッファロー大学の研究チームは、ホッキョクグマとヒグマの絡み合った進化の歴史を探っています。

専門家はホッキョクグマとヒグマが別の種になり始めたのは130万年前から160万年前と推定していますが、このクマたちはかなり長い間、交配を続けていました。そのため、ホッキョクグマとヒグマの種の歴史には、人類の進化史同様、分岐と交配の複雑な物語が隠されているのです。


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種の分岐に関わる複雑な歴史

ホッキョクグマとヒグマの交雑種

種の形成と維持は、複雑なプロセスとなる可能性があります。私たち人類の歴史においても、そのようなプロセスが起こっていたと考えられています。

ネアンデルタール人やデニソワ人などの旧人類の化石から多くのゲノムが回収されるにつれ、複数の旧人類グループと現生人類の祖先が交配することで、多方向の遺伝子混合が起こっていたことが分かってきました。ホッキョクグマとヒグマでもこのようなことが起こっているのです。

DNA分析による古代ホッキョクグマとの比較

ホッキョクグマ

バッファロー大学のシャーロット・リンドクヴィスト氏と同僚達は、現代のホッキョクグマとヒグマのDNAと、ノルウェーのスヴァールバル諸島で発見された11万5千年から13万年前に生きていたホッキョクグマのDNAを比較・分析しました。

シャーロット・リンドクヴィスト氏

その結果、ヒグマからホッキョクグマへの遺伝子流入を主要な方向とする、複雑で絡み合う進化の歴史を発見したのです。さらに、ホッキョクグマは別種となった後、劇的な個体数の減少を経験したことでヒグマに比べて遺伝的多様性が非常に低くなっていることがわかりました。

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気候変動に伴う懸念

ヒグマ

北極圏に適応したホッキョクグマが種の分岐後もヒグマの遺伝子を取り込み続けていたことは、気候変動が絶滅危惧種に与える影響を調査する科学者にとっても大きな関心事となります。

現在でもホッキョクグマとヒグマの交配は確認されていますが、これまでは限定的なものでした。しかし、地球温暖化とそれに伴う北極海の海氷の減少により、ホッキョクグマとヒグマの生息域が重なるようになることで、これまでよりも頻繁に遭遇する可能性があります。

両者のもつれた進化の歴史を理解することは、近い将来、気候変動がこれらの種にどのような影響を及ぼすかを予測するのに役立つと考えられます。

共著者であるテキサス工科大学のルイス・エレラ=エストレラ氏は次のように話しています。

「集団ゲノム解析は、植物や動物の進化や絶滅危惧種に対する人間活動や気候変動の影響を研究する上で強力なツールになっています。クマの種の分岐のストーリーは単純なものではありませんでした。この研究結果は、他の哺乳類種にも複雑な進化の歴史が隠されている可能性があることを示唆しています」

この研究は、学術誌「The journal Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載されています。

reference: Untangling the history of polar bears and brown bears • Earth.comGrizzly–polar bear hybrid – Wikipedia

猿でも似たような話があったが、人間の活動による影響がこうした他種間の交配に繋がり、種の多様性を損なう可能性があるんじゃ

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