アラスカ・カトマイ国立公園で、ハイキングをしていた旅行者の真横をグリズリーが通り過ぎるという衝撃的な映像が撮影されました。
カトマイ国立公園はアラスカ州南部にある国立公園で、広さはなんと関東平野ほどもあります。公園内には2000頭を超えるグリズリー(ヒグマ)が生息しており、熊観察用の展望台は観光名所の一つになっています。

「ヘイ、ビッグボーイ」という男性の声が聞こえると、ハイキングコースの先から巨大なグリズリーがゆっくりと歩いてきました。
撮影したのはカラ・シシラーノさんで、声をかけたのは水上飛行機の機長さんだったそうです。彼女たちが公園内をハイキングしていたところ、突然背後からグリズリーが現れたといいます。

いくらなんでも近すぎませんか!!
全く人間を恐れる様子のないこの熊は、旅行者たちの真横を悠々と歩いていきます。

そして、熊の写真がプリントされた看板をまじまじと見ると…


踵を返して元の道を帰っていきました。
水上飛行機の機長はこの公園を何百回と案内しているそうですが、こんな体験は初めてだと言っていたそうです。
アメリカ・国立公園局によると、「(熊に遭遇したときは)落ち着いて下さい。ほとんどの熊は人間を襲おうとはせず、放っておいて欲しいと思っています。低いトーンで話しかけ続けることで、あなたは落ち着いていられますし、クマにとっても脅しにはなりません。悲鳴や突発的な動きは攻撃の引き金になることがあります。決して熊の鳴き声を真似たり、甲高い声を出したりしないでください」とのこと。
あんな状況で落ち着いて対処した撮影者たちは素晴らしかったですね。
YouTubeのコメント抜粋
- 彼はただ、自分の顔が看板に載っているかを確認する必要があったんだ
- なんて美しい動物なんだ!クマも含めて、みんな無事でよかった!
あの巨大で美しい動物をまじかで見たら、私は死んでしまうかもしれない - 男性:「ヘイ、ビッグボーイ」
クマ:「川がどっちにあるか知ってる?」
地図を確認
クマ:「ああ、くそっ、通り過ぎちゃったよ」 - 大きいのは知っていたけど、人間の横で見るのは大迫力ですね!
- 私ならこの遭遇の後、ズボンを履き替えることになりそうです😁
- よくぞ冷静でいられました。正直、私も死ぬかもしれないと思ったら、カメラを取り出すと思います。もういいやって
- 彼は看板を見て、熊がいるかもしれないと思い、より安全な道へ引き返したんだ

あんな間近でグリズリーを見たら、ワシは息が止まってしまうぞぃ
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