オーストラリアにて、ロッジの近くに現れたクロコダイルをフライパン一つで追い返すという、とんでもない映像が撮影されました。
しかし、その様子は”ここではこんなことは日常茶飯事だ”と言わんばかりの余裕さです。動画に対するあるコメントがこの状況を的確に表現しています。
「フライパンでワニの頭を殴る年配のロッジオーナーほど、オーストラリアを語るものはない」
映像が撮影されたのは、オーストラリア北部のアデレード川沿いにあるゴート・アイランド・ロッジで、ワニが多く生息することで知られています。
ロッジのオーナーであるカイ・ハンセンさんは、数年前にこの地に移住してきました。ハンセンさんがここに引っ越してきた当初はピッパという小型犬を飼っていて、敷地内に入ってくるワニを彼が追い払っていたそうです。ピッパが食べられてしまうまでは…。

今回、ハンセンさんがクロコダイルを追い払う様子を撮影したのは、観光客のシェーン・チェンバーズさんです。
「私たちはヘリコプターで島を出ようとしたのですが、ワニが道をふさいでいたのです。(彼は)私たちの安全を心配して、フライパンを掴んでワニを追い払ったんです」と彼女はコメントしています。

映像はフライパンで武装した白髪混じりのハンセンさんが、クロコダイルに近づいていくところから始まります。
クロコダイルは素早く彼との距離を詰めると、口を大きく開いてハンセンさんを威嚇しました。

しかし、ハンセンさんが引き下がることはなく、フライパンで鼻を強打します。そして、もう一発お見舞いすると、クロコダイルは方向を変え、川のほうへと逃げ帰っていきました。
余裕たっぷりの様子からわかるとおり、ハンセンさんとクロコダイルは顔見知りです。このあたりでよく見かけるので、ハンセンさんは彼にヘンリーという名前を付けています。
ハンセンさんは、メスのクロコダイルのケイシーをペットとして飼っていて、ヘンリーはケイシーに夢中のようでよく誘いにやってくるそうです。ちなみに、ケイシーは乗り気ではないようで、彼女は自分よりも大きなヘンリーが来ると逃げ出してしまうと言います。
ハンセンさんは、「(フライパンでワニを叩くのは)日常茶飯事とは言いませんが、安全第一で、できることをするしかないんです」と語っています。
YouTubeのコメント抜粋
- あのワニは今、amazonでもっと大きなフライパンを買って復讐しようとしている
- 今まで見た中で最も”オーストラリア的”なものだった!この男は伝説だ!
- ワニがフライパンで叩かれた後、子供のように逃げ出したのが笑えた
- 想像してみてくれ!ただ冷静に自分の仕事をこなしていたら、突然老人がフライパンを持って近づいてきて叩かれるんだ
- これぞオージーって感じですね🤣😅😂ニワトリを追いかけた後のような笑い方(笑)
- 恐竜をフライパンで殴ったという人はそうそういないでしょう
- かわいそうなクロコダイルですが、おそらくこれしかないでしょう…サイズも結構大きいし…
- 彼はとても勇敢だ
reference: Aussie Man Fends Off Crocodile Attack with Frying Pan | Field & Stream (fieldandstream.com)

すごく慣れている様子じゃが、安全には気を付けてほしいぞぃ
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ワンピースの話じゃないのか