2015年に始まった“Comedy Wildlife Photography Awards”は、動物たちの面白い瞬間を捉えた写真を表彰しています。
審査員団は、世界中の写真家から寄せられた何千もの応募作品を審査し、陸・海・空の動物など、それぞれの部門の受賞者を決定します。
今回は、2018年~2021年に賞を受賞した作品の中から、厳選した30枚の作品をご紹介したいと思います。
1. アウチ!

「中国雲南省のゴールデン・シルク・モンキーです。本来は攻撃的な態度をとっている場面ですが、猿が座っている場所から、とても痛そうに見えます」
男性なら皆さん共感できる痛みですね。
2. 忍者プレーリードッグ

「このハクトウワシがプレーリードッグを捕まえようとして失敗したとき、プレーリードッグはワシに向かってジャンプし、近くの穴へ逃げるのに十分なほど驚かせたのです。まさに“ダビデ対ゴリアテ”※の物語!」
※”ダビデとゴリアテ”は聖書に登場する有名なエピソードです。ダビデ像として有名なダビデ少年が、巨人ゴリアテを倒すというストーリー。
プレーリードッグが降参しているようにも見えます。
3. 夏の終わり

「私が飛んでいる鳩の写真を撮っていたとき、鳥の顔に枯れ葉が覆いかぶさりました」
哀愁ものです。
4. 学校の時間

「ビロードカワウソは、赤ちゃんをくわえて水泳の授業に連れて行きます」
赤ちゃんの表情が…。
5. レッツ・ダンス

「カムチャッカの子熊2頭が激流(小川!)を見事に乗り越え、お祝いの対決ごっこ遊びをしています」
たしかに踊っているようにも見えますね。
6. 誰が一番高く跳べる?

右側二匹の驚いたような表情が素晴らしいです!
7. 内緒の話

「小さなアライグマの子供が秘密の話をしています」
何を話しているんでしょうか?
8. ミス

「2頭のクロカンガルーが喧嘩をしていて、1頭がお腹を蹴り損ねました」
右のカンガルーは、尻尾が地面に突き刺さっているようにも見えます。
9. どうやって窓を開けるんだ?

「このアライグマは好奇心とおそらく食べ物を盗むため、家の中に入ろうとしています」
どうやって体を支えているんでしょう?
10. 捕まえた!

どうしてこんな体勢に…。ラピュタのあの場面のようです。
11. そろそろ起きる時間

「アライグマはちょうど目を覚まして伸びをしているところでした。この木にはいつもアライグマがいるんです。一晩のこともあれば、一ヶ月のこともあります」
尻尾の位置からすると仰向けですね!
12. かくれんぼ

「このトンボ(Azure damselfly)は、ゆっくりと目を覚ますと私の存在に気づきました。私は彼の翅と体を横から撮ろうとしたのですが、トンボはカメラを持った人間に反応して、草の茎に隠れてしまいました。後になってからこの写真が個性的だと気づきました」
写真では目が異常なほど大きく見えますが、本来は普通のトンボの種です。

13. オー・ソレ・ミーオ

「歌っているように見えます!とてもいい声をしていました😂」
14. それ分けてくれない?

欲張りさんです。
15. 今日は仕事で遅くなったんだ

「パタゴニア(イスラ・エスコンディダ)で撮影したミナミゾウアザラシです。彼らは非常にユーモラスな表情をします」
右側のアザラシのうんざりしたような表情がいいですね!
16. 猿の仕事

「ボルネオ島を旅しているとき、サル同士の交流を見る機会がたくさんありました。このマカクは、私が期待していた以上のものを見せてくれました。私は写真を撮るだけで、野生動物をコントロールすることはできません。この写真にはたくさんのタイトルが浮かびましたが、ファミリー向けに安全な選択肢を選び、”猿の仕事”と付けました」
ノーコメント。
17. あざ笑う鳥

カワセミは標識なんてお構いなしです。
18. 子どもから大人まで楽しめる

ぶら下がった子供の嬉しそうな表情が最高です。
19. 何を掴もうとしているの?

20. 家族不和

21. オーマイ!

22. シャワー

23. 胸の張り合い

24. 鹿はどこ?

25. 目立たぬように

水の色に注目。
26. これで捕まえます

27. シロクマの写真家

28. 安全運転

看板には、「バスの停留所。ヘッドライトを付けて!」と書いてあります。
29. クジャクサイ

30. スプリット

この“Comedy Wildlife Photography Awards”は、ユーモアを用いて自然保護に関心を集めようと開催されており、このコンテストの収益の一部は自然保護プロジェクトに寄付されます。
2022年のコンテストも開催予定です。過去のコンテスト受賞作品のすべては以下のサイトで見ることができます。
reference: Ten Hilarious Winners of the Comedy Wildlife Photography Awards | Smart News| Smithsonian Magazine

自然の動物たち自身は全く狙っていないところが良いのぉ
コメント