木にぶら下がった黒い塊が、波打って動いて見えます。
実はこの黒い塊はオオミツバチの巣で、数千~数万匹のハチが連動して動いているのです。
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オオミツバチとは?

オオミツバチ(Apis Dorsata)は東南アジアに生息するハチで、日本には生息していません。体長は20mmほどで、12~13mm程度の二ホンミツバチと比べると一回り大きなハチです。
通常、二ホンミツバチは軒下など閉鎖的な場所に巣作りすることが多いのに対し、オオミツバチは木の枝などの開放的な場所に巣を作ります。
その性格は、スズメバチに匹敵するほど獰猛です。
シマリング

動画には、オオミツバチの巣に黒いうねりのようなものが起こる様子が映されています。
これは“シマリング”(shimmering)と呼ばれる現象で、外側のミツバチが腹部を上方向に90度突き出し、連動してウェーブを起こしているのです。この現象は、視覚的効果を与えると同時に、聴覚にも作用します。
“シマリング”は、外敵に対しての威嚇行動であり、巣に近づいたスズメバチを混乱させる効果があると言われています。
ミツバチたちがどのようにして連動した動作を行っているのかは、まだあまりわかっていません。
こうした現象は二ホンミツバチでも見られるそうです。
YouTubeのコメント抜粋
- おそらくこの動作は、巣が小さな個体の集まりではなく、大きな個体であると思わせるようにしているのではないでしょうか
- 耳を澄ますと、ミツバチたちが「ウェーブ」と叫んでいるのが聞こえます🐝
- すごいけど、ちょっと怖い
- 巣箱の中で試合が行われていて、みんなスタンドでウェーブをしているんだ
- この蜂たちはハーフタイムショーに出るべきだね
- これは私が今までに見た中で最も威圧的なものの一つです
reference: Apis dorsata – Wikipedia

ちょっと気持ち悪いぞぃ
ワシがそう思うならきっと効果があるんじゃな
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