オーストラリアの奥地にあるグレートビクトリア砂漠を訪れていたダニエル・ブロムリーさんは、道路脇の溝で動かなくなっている小さなスピニフェックス・ホッピングマウスを見つけました。
このままでは捕食者や砂漠の厳しい気候によって本当に死んでしまうかもしれません。
幸いなことに、ダニエルさんはこの小さなネズミを生き返らせるために何をすればよいかを知っていました。
生き返るネズミ

「あなたはこの動物が完全に死んでしまったと思うでしょう」

―この男性は、オーストラリアの砂漠で見つけたネズミを生き返らせようとしています。
「この子を溝の中から救い出さなかったら、野ざらしのまま死んでしまうところでした」

「道路やパイプラインを建設する際に掘られる溝に、よく動物がはまってしまうんです。砂漠が凍てつくような寒さになると、動物たちは休眠状態に入ります。エネルギーを節約し、暖かく過ごすために深い眠りにつくのです」
マウスは冬眠をしないが、絶食,寒冷,恒暗などの状況下で低体温,活動量の低下を伴う非活動状態(torpor)を起こす。
引用:torpor:バイオキーワード集|実験医学online:羊土社 (yodosha.co.jp)

「このように生命の痕跡を全く感じさせません。ほとんどの人が死んでいると思うでしょう。では、これからどうやって生き返らせるのかをお見せします」

「このおチビちゃんを生き返らせる第一段階は、彼を再び温めることです。今、彼を車のヒーターの前に置いています。温まってきたら動き始めるはずです」

「体をくねらせ始めたので大丈夫だと思います。おはよう。暑くなってきたかな?君は小さな温室育ちネズミだね」

「彼は体温を取り戻し始めてきました。この子を袋に入れて、ストレスのないところに置いてあげます。そして、保護した場所の近くで離してあげるんです。巣穴の場所がわかるようにね」

―こうして、この小さなネズミを袋に入れて、日が暮れるまでずっとそこにいました。
「さて、これでこのスピニフェックス・ホッピングマウスを解放することができるようになりました。彼が目を覚まして警戒しているのがわかるでしょう」

「私にとってこのネズミは自然の一部であり、自然は私たちが持つ最も素晴らしいものの1つです」

「自然は私たち全員が楽しむことができるものなんです。だから私はそれを守るために戦っています」
YouTubeのコメント抜粋
- ネズミを助けるために一日の時間を割くというのは、この人が人生を本当に愛しているということなんだと思います
- 他の生き物への共感は素晴らしい
- ネズミの家族はきっと心配したことでしょう。かわいそうだけど、夕飯までに家に帰れるといいね
- 真の英雄だけが一日をネズミのために費やすのだ
- この人はとても優しいナイスガイです
- ネズミ:ここは天国か?
男: まだ死んでないだろ - 小さなネズミを助けるなんて、彼はすべての動物を愛しているに違いない🐁
- 彼のような人に朝起こしてもらいたい
- 私はあなたに完全に同意します。私たちは皆、自然の一部であり、自然を愛し、自然を尊重し、自然を楽しむ必要があります

素晴らしい男性じゃったな
こういう考えを持って自然を守る人が増えてくれると良いのぉ
この記事は、2022年4月2日に投稿した内容を修正・再投稿したものです。
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