本来であれば捕食者と獲物の関係であるはずのヒョウとインパラが、仲良くじゃれ合う様子が撮影されました。
この後インパラは無事で済んだのでしょうか?
ヒョウはアフリカ南部と東南アジアに分布する大型のネコ科動物です。
小型から中型の有蹄類を標的にしますが、インパラはその代表格です。
当然インパラの多くはヒョウを見ると命からがら逃げだすものですが、そうでないものもいるようです。

ヒョウのそばに小さなインパラがいますが、怯えたり逃げ出そうとするそぶりはありません。

少し脅かされても、逃げるどころかヒョウに鼻をこすりつけます。

ネコパンチを受けてもその場を離れません。

この奇妙な交流は1時間ほど続き、ヒョウはインパラに続いて藪の中に入っていきました。
その後どうなったかは不明ですが、ヒョウは他の猫と同様に獲物をもてあそぶ傾向があるので、見かけ上の友好関係は夕食時までだったのかもしれません。
INGWEヒョウ研究プログラムのシニアプロジェクトマネージャー、ウィル・フォックスさんがこの行動について次のようなコメントを答えたそうです。
「捕食者と被食者が相思相愛になればいいのですが、ベジタリアンのヒョウの事例はありません」

言われてみればそうなんじゃが、なんとも冷静で恐ろしい回答じゃったな
次の動画はヒョウが子供たちを連れて道路を渡る様子です。
※31秒くらいから

ヒョウが道路脇の茂みから出てきました。

子供も一緒です。

母親が道路を渡り始めますが、

子供たちがついてきません。

子供たちを呼びにいきます。

すると子供が出てきました。この間も母親はあたりの警戒を怠りません。

母親に続いて二匹の子供が道路を渡っていきますが、

一匹が道路の真ん中で立ち止まってしまいました。

何かを見つけたのか、威嚇をしながら元の方向へ戻ろうとします。

母親が迎えに来ました。

首根っこを咥えて移動させようとしますが、

もう一匹も戻ってきてしまってうまくいきません。

再度母親が道路の先に進むと、

今度は二匹とも母親の後に続いていきました。

母ヒョウの苦労がうかがえたのぉ
大きくてもやはりネコという感じじゃなぁ
メガネフクロウ教授の付け足しメモ

あまりに面白かったんでヒョウの人形が人を脅かす動画を紹介するぞ



動画中の字幕に書かれている内容じゃ
「世界中で大型ネコ科動物の生息地が減少しています。都会の環境で人間と共存することを余儀なくされています。
この問題への認識を高めるためにカムデンの街に連れてこられたヒョウです。
レオパードの窮状を支援してください。そして、『ナショジオ ワイルド』の『ビッグキャットウィーク※』に参加してください」
※世界中の美しく力強い大型ネコ科動物の能力や生態を紹介するとともに、彼らの直面する問題にも触れるナショジオワイルドのテレビ番組
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