ペルーでチョコレート色の新種のカエルが発見される

爬虫類・両生類

最近、ペルーでチョコレート色をした新種のカエルが発見されました。まるでハリーポッターに出てくる魔法で動くカエルのチョコのようだと話題になっています。

また、通常カエルの鼻は三角形をしていますが、このカエルの鼻はバクのように尖っており、現地ではバクガエルと呼ばれています。

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チョコレート色のカエル

この新種のカエル(学名:Synapturanus danta)が発見されたのは、ペルーのロレトという場所で、アマゾン熱帯雨林の中でも上流部にあたります。

この周辺に広がるトレス・エスキナス自然保護区に住む人々は、この長い鼻を持つ小さなカエルを昔から知っていました。この地域に生息している哺乳類のバクに似ていることから、地元では「ラナ・ダンタ(バクガエル)」と呼ばれています。

バク

このカエルは、アマゾンの泥炭地特有の柔らかい土壌に巣穴を掘って暮らしており、この尖った鼻は土の中へ潜っていくのに適応しているようです。研究者たちは、地元ガイドの助けを借り、土の中から聞こえる「ピーピー」という独特の鳴き声を頼りにこのカエルを探しました。そして、鳴き声が聞こえた場所を手で掘り進め、この種を発見することができたのです。

発見した研究者たちの声

Photo by Germán Chávez

シカゴのフィールド博物館の研究者で、論文の著者でもあるミシェル・トンプソン氏は、「このカエルは見つけるのが本当に難しく、そのため研究が進んでいないのです。これはアマゾンの隠れた多様性の一例であり、地域の生態系がどのように機能しているかを理解するため、ここに生息する生物を記録することが重要なのです」と述べています。

この種は、先史時代のアマゾン西部の湿地帯で進化したカエルのグループ(Synapturanus属)に属しています。また、このカエルが行う巣穴を掘る行動は、この土地における栄養循環や土壌改良といった重要な役割を担っているものと考えられています。

ペルー・リマにあるペルー爬虫類両生類研究所の研究者のジェルマン・チャベス氏は、「このカエルの仲間はアマゾン中に生息していますが、主に地下に住んでいるため、いくら掘り進めてもそれほど遠くには行けません。そのため、それぞれの種が分布する範囲はかなり狭いのです」

今回の新種はアマゾンの泥炭地で見つかったので、この環境の固有種であってもおかしくはありません。この種の体型と全体的な外観は、他の環境に生息する種のように頑丈で幅の広いものではないため、泥炭地の柔らかい土壌に適応しているようです」と述べています。

Photo by Germán Chávez

このカエルが発見されたペルーのプトゥマヨという地域は、大規模なアマゾン保護計画の一部となっています。トンプソン氏は、「プトゥマヨ回廊地域(廊下のように細長い地域)は、エクアドル、コロンビア、ペルー、そしてブラジルにまたがり、プトゥマヨ川に沿って広がっています」

「(今のところ)森林伐採がほとんどなく、ダムのない自由な流れを残す数少ない河川の一つです。この流域や周辺地域全体を保護するチャンスがあると考えています。このバクガエルの存在は、研究者と地元の人々が協力してこの地域を保護する必要があることを示す、ひとつの証拠と言えるでしょう」と締めくくりました。

 このカエルの発見をまとめた論文は、「Evolutionary Systematics」誌に掲載されています。


reference: Bizarre frog with tapir-like nose discovered in Peru • Earth.comChocolate frog? New burrowing frog species unearthed in Amazon’s rare peatlands (mongabay.com)Synapturanus danta – Wikipedia

こうした生物の多様性に価値を見出し、アマゾン保護の動きが進むと良いのぉ

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