赤ちゃんキリンがダチョウに追いかけられています。
無事逃げ切ることができるのでしょうか?
An ostrich and baby giraffe play tag – YouTube
※この動画は埋め込み不可のため、YouTubeでご覧ください。

ダチョウに追いかけられ、困り顔の赤ちゃんキリン。

なんとか振り払おうとしますが、諦めてくれません。

お母さん(?)キリンのところに逃げ込むとダチョウも少し距離を取りますが、

隙をついて逃げ出そうとすると、再び追いかけられてしまいました。

ダチョウとキリンのぉ
ワシも若いころは獣王なんて呼ばれておったんじゃ
この二匹が現れるとなんだか熱い気がするぞい

先ほどの動画はじゃれている程度でしたが、大人のキリンの喧嘩となるとそうはいきません。

キリンが並んでいる状態から、

いきなり大きく首を振り回し始めました。

お互い相手の体にどんどん首をぶつけ合っています。
この行動はネッキングと呼ばれ、ほとんどが独身のオスどおしで行われます。
こうした争いによって決まる社会的な順位によって交尾の優先権が得られるため、子孫を残すためにどちらのオスも必死に戦います。

キリンはおとなしい動物かと思っとたが、意外と攻撃的なところもあるんじゃのぉ
メガネフクロウ教授の付け足しメモ

キリンの首はどうして長いのか?
皆、高いところにある葉を食べるためじゃと思っておるじゃろうが、実はネッキングが関係しているかもしれないという説もあるんじゃ
キリンの首が長い理由は、食料を競合する動物との差別化のためであるとチャールズ・ダーウィンが仮説を提案し、現在も多くの人がこれを信じています。
しかし、最近になって反論がされています。
たしかにキリンは他の動物が到達できないような4.5メートルの高さの餌を食べることができます。
しかし、キリンが他の動物の手が届かない高さで餌を食べている時間がどのくらいあるのかについては科学者の間でも意見が分かれており、2010年の研究では首の長い成体のキリンは、首の短い成体のキリンに比べて、干ばつ状態での死亡率が高いことがわかったそうです。
この研究は、長い首を維持するにはより多くの栄養分を必要とするため、食料不足の際に首の長いキリンが危険にさらされることを示唆しています。
そこで別の仮説では、長い首が第二次性徴として進化し、オスが優位性を確立し、性的に受容可能なメスへのアクセスを得るための「ネックキング」で優位に立つためではないかということです。
この説を後押しする証拠としては、オスの首は同年齢のメスよりも長くて重く、オスは他の形態の戦闘を行わないことです。
しかし、反論としては、なぜメスのキリンも長い首を持っているのかを説明できないというものがあります。

結局、現時点では明確な理由はわかっていないようじゃ
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