オオコウモリは別名フルーツコウモリとも呼ばれ、その名の通り主に果物を食料としています。
オーストラリアのクイーンズランド州で保護されたオオコウモリがバナナを食べる様子が撮影されましたが、その姿はまるで犬のようです。

オオコウモリが保護されてタオルにくるまれています。

バナナを近づけられると迷うことなく「ガブリ」。

口いっぱいに頬張ります。

小さな舌を出して満足そうです。
体を隠された状態ではコウモリだとわからないかもしれませんね。

可愛いのぉ
オオコウモリはペットとしても飼われておるぞ
メガネフクロウ教授の付け足しメモ

コウモリは大きく分けて”オオコウモリ”と”ココウモリ”に分類されるんじゃ
日本で見るコウモリはほとんどココウモリじゃぞ

ココウモリの仲間は全般に体が小さく、主に昆虫などを食べていますが、鳥やトカゲ、カエル、小さなコウモリ、魚などを狩る大型のココウモリもいます。
ヴァンパイアバットと呼ばれる種類は、牛、馬、羊、ヤギなど家畜の血を少量ずつ食べます。
目が小さく視力が発達していないため、エコーロケーション(反響定位※)を使って周囲を認識しています。
そのため、洞窟などの暗い場所でも飛び回ることができるのです。
一般的には、水辺に近い森林や雑木林の中の木や洞窟、廃坑、建物などをねぐらとしています。
反響定位とは、動物が自分が発した音が何かにぶつかって返ってきたもの(反響)を受信し、その方向と遅れによってぶつかってきたものの位置を知ることである。
反響定位とは何? Weblio辞書

オオコウモリは体が大きく、熱帯や亜熱帯に生息しています。
ココウモリとの最も大きな違いは、エコーロケーション能力を持たないことと、昆虫を食べないことです。
オオコウモリはエコーロケーション能力を持たない代わりに目が大きく、視力が優れています。
また、果実や花蜜、花粉などの植物を主な食料にしており、木や低木、時には水辺の洞窟などを住処にしています。
種子や花粉を食べたり、排泄したりすることで、花粉媒介と種子散布の役割を果たしており、周囲の生態系に影響を与えています。
日本にはオガサワラオオコウモリとクビワオオコウモリの二種類が生息しています。
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